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はじめのいっぽ

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日々雑感を記録します

今・・・・

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海堂 尊(たける)にはまっている。
誰?って・・・
「チーム・バチスタの栄光」で一躍脚光を浴びた医師と作家の顔をもつ人物である。

数年前に発刊された(2006年2月刊行)この本をひょんなことがきっかけで手にして、はまり込んでしまった。
「チーム・・・・」は、
バチスタ手術を行うスペシャル外科医チームの内部で患者の不審死が続き、それを内部の医師が探偵役で調査するミステリー小説である。

著者は医師ではあるが、現在は外科医ではなく(一時期外科医を経験してはいるが)、病理医を生業としている。

この小説は、須磨久善という一人の外科医に惹かれて書いた作品なので、
素人目には、書くにあたって、
「バチスタ手術」の資料を漁り、
現場を取材するなどして
その詳細を念頭に書き進めるものではないだろうか・・・
と考えたが、
著者が医者であるということもあるのであろうが、

その須磨久善に会うこともなく
またバチスタ手術に携わる先生たちにも面談せず
「バチスタ手術」に関する資料を紐解くことも殆どせず

物語を書き上げてしまった
・・というのである。

読了後知ったのだが、この須磨久善をNHKが2001年に「プロジエクトX」取り上げていた。
「奇跡の心臓手術に挑む」~天才外科医の挑戦~とのタイトルで。。。
そのDVDを見たくて図書館に足を運んだ。





以下は、DVDの内容である。

 舞台は、湘南鎌倉記念病院。病気は「拡張型心筋症」といい心臓がメロンほどの大きさに肥大し、心筋の作動を阻害する病気である。
何十年もの間手をこまねいていた難病であった。
心臓のおよそ三分の一を切り取るという難手術に敢然と立ち向かったのが須磨久善であった。
しかし、この日本での初の試みは術後11日目で患者が死去(肺炎が原因ではあったが)し、マスコミはそれみたことか・・・と騒ぎ立てた。
須磨も落ち込んだ。
もう二度とできないだろうとも思った。
しかし、二例目の要請が飛び込んできた。悩んだ。
今度成功しなかったら医師生命を失うことは勿論、この「バチスタ手術」も日本では日の目を見ることはできないだろう・・と。

この須磨を奮い立たせたのが前記の死亡した患者の奥さんからの手紙だったという。
「バチスタ手術」をあきらめないでください・・・と。
夫が、「バチスタ手術」を受けられることが決まって以来、元気になって退院できるとの期待感で、いかに勇気づけられたか・・
面々と綴られていた。
須磨久善は立ち上がった。
万全の体制と気力で挑んだ手術は、術中に心臓を一時停止させ「人口心肺」を使ってのものだった。
見事に成功し患者は歩いて退院していった。そして、その患者はこの放送に出演できるまでになったのである。
この間5年が経過していた。

須磨は言う
「患者さんが力を与えてくれる」
「患者さんは私たちに命を預けてくれるのだから、こちらも命がけで対処しなければならない」
と・・・。


後日、著者海堂が語っている
いつかこの物語が縁になって須磨先生や(手術を担当する)バチスタ先生にお目にかかれる日がくるといいなあという願望を抱いていたが、それはとても実現するなどと考えることはなかった・・・

著者が須磨氏に会ったのは、この小説が映画化されることになり、医療監修を引き受けてくれた須磨氏にお礼をいいたくて撮影現場を訪れたときであった。

では須磨氏はこの小説をどのように受け止めたのであろうか。
氏の語るところによると、
発売直後に読んだという。
「そりゃあ、バチスタってタイトルで評判のミステリーでしょ。これは私に読めと言っているに違いないと思い、読ませていただきました。一気読みでしたね。面白いだけでなく、どうしてこの人はこんなに私の心情をご存じなのだろう、どこかで話たかな、と思ったくらいでした。だから映画で医療監修のお話しを頂いたときは、一も二もなく引き受けさせていただいたんです。」

・・・とここまで書いてきたが、単に作品の紹介と須磨久善のことに触れたに過ぎない。

ただ、「バチスタ手術」って何だろう?
「須磨久善」という人物はどのような人なのだろうか?
という興味も残る。

「バチスタ手術」というのは、心臓の疾患を外科的に処理する技術であり、この手術に触れると、まず「心臓」の構造・機能にまで及んできそうである。
文系の私にはとても扱い難いテーマである。
いま、参考書などを捲ってはいますがなかなか素人には理解できないことが多々ある。
もし上手く整理できたときには、続編として載せることにします。
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by m-morio | 2009-12-07 15:23 | | Comments(0)