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はじめのいっぽ

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日々雑感を記録します

数学教師 と 物理学者 の 攻防

推理小説において謎解きの主役といえば、一般的なのはデカ長さんだが。。。
その役は時には「弁護士」や「探偵」だったり・・・する。
森村誠一の「棟居刑事」、西村京太郎の「十津川警部」は平凡、内田康夫ならあの居候のボンボン「浅見光彦」であり、ディック・フランシスなら「調査員シッド」。

ところが今回おもしろい設定に出会った。

アリバイ工作する側は”論理的思考”で工作を組み立てる数学教師
警察側はそのアリバイを崩せない
ほぼ完璧な工作・・・
工作の裏側の解明に煩悶する物理学者

大学が同期で、互いに天才と呼ぶ高校の数学教師と物理学者(大学の助教授)とが持てる能力をフル回転させての攻防を繰り広げる。

ところが

これはアリバイ崩しの問題ではなく 偽装工作 ではないのか・・・
謎は深まるばかり    
警察の捜査はある人物にとっては不可解なことばかり

これも数学者の仕掛けによるものなのだ・・・・

結末は悲しい!
人間がこれほど他人を愛することができるとは・・・
絶望と混乱の入り混じった悲鳴は聞く者すべての心を揺さぶる  

         帯に  「運命の数式。命がけの純愛が生んだ犯罪。」

         直木賞受賞 東野圭吾 「容疑者Xの献身

です。
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by m-morio | 2006-03-18 11:51 | | Comments(0)