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はじめのいっぽ

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日々雑感を記録します

受け売り 現代史  アラビア半島 その2

f0020352_18342197.jpgアラビア半島の大半を サウジアラビア が占めています。

まず、このサウジアラビアに焦点をあてます。
地図を一目見ただけで、広い国ということが解ります。

国に概況は・・・
面積で日本の約5.7倍、人口2400万人、民族はアラブ人、公用語はアラビア語、宗教はイスラム教、
君主制で、国王が首相を兼任。
イスラム教の"メッカ"があることで有名。
王族による絶対支配。イスラム教に則った政治と社会。

話題その1
        ~「サウジアラビア~変わりゆく石油王国~」(保坂修司著 岩波新書)より~

一夫多妻が認められる国です。
現在の国王は、第6代目ですが、アラビア半島の大部分を領域とした現在のサウジアラビア王国を建国したのがイブン・サウードで、1932年のことです。
サウード家にとっては、数は"力"のようです。
実際の王族の数は公になっていません。  概数すらわからない。
イブン・サウードに何人の子供がいたのかも、正確にはわからない。
諸説ありますが、36人というのが一般的に知られているようです。
ただし、これには女性は含まれていません。

政治は、王族による絶対支配で、王位は世襲で、その地位を継ぐ皇太子は第一副首相、其の他第二副首相(国防相)等々という具合に決められ、36人の息子たちの大半が政府の役職や州知事に就いています。

現在の第6代国王アブドッラーは1923年生まれで10人目の息子です。87歳でしょうか。
はっきりしているだけであと26人息子が続いています。因みに、36番目の息子は63歳です。
いずれにしても、初代国王に多くの子供がいて、そのそれぞれがまた子供をつくるという具合にねずみ算式に増えていきます。
サウジ人は一般的に子沢山であるうえ、一夫多妻が認められていることから、どうしても子供の数は多くなる。

こうしてできた多くの王族の中から、優秀な人材がピックアップされ、政府や半官半民組織の重要なポストを与えられます。
サウジアラビアは行政上13の州に分かれていて、この州の知事はすべて王族が占めています。
つまり、サウード家は、その膨大な人数を効果的に利用して、国の中央から、地方のすみずみまでその勢力を広げ、国全体をコントロールしているのです。

国王の力が強いのでクーデターなどは考えられません。
今後何百年とこの体制が続くのでしょう。
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by m-morio | 2010-07-12 18:41 | 市民カレッジ | Comments(0)