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はじめのいっぽ

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日々雑感を記録します

知らないで 恥をかかないように・・・・・

市民カレッジで「現代史」を学んでいるのに、大仰な理由があるわけではありません。

毎日の新聞を読んでいて、世界の動きが少しでも理解できることに役立てば・・・というのが理由といえるのでしょうか。

最近、あの池上彰氏の新書を購入しました。f0020352_18364337.jpgf0020352_18365783.jpg
池上氏は「上司になってほしい人」の№1なのだとか。
NHKの子供向けニュースを担当されていたころからのファンとしては、一寸こそばゆい気がします。

氏の著書に最初に接したのは2000年ころに出版された”そうだったのか”シリーズでした。
あの語り口と同じように、平易な表現で書かれる書物は読みやすく、理解し易く優れた「現代史」の参考書です。
「そうだったのか!現代史」「・・・中国」「・・・アメリカ」と続き、その後、年末に「そうだったのか!ニュース世界地図」(集英社)が出版されたのですが、2年で打ち切りとなってしまいました。

その間、「そうだったのか」シリーズは文庫本となり、「ニュース世界地図」に変わって出版されたのが「知らないと恥を書く世界の大問題」(2009年角川SSC選書)です。
その第二弾が3月に出版されました。
いつもの調子で、日本を始め、世界の諸問題をコンパクトにまとめられていて、今の世界情勢を知り、近い将来の予想される動きにも触れられています。

一つ、なるほどなぁ・・・・と思ったことがあります。
日々の新聞等の報道から、個々の問題・一国の事として記憶にはとどめていたことでしたが、整理されて書かれると、物事を大局的に見ることの必要性を実感させられます。

何が?
 「2012年問題」という言葉を始めて目にしたように思います。

2012年に起こること・予定されていること・・・・・

・米国の大統領選挙。
昨年米国の中間選挙で、オバマ大統領の民主党が野党・共和党に敗北しました。12年の選挙で、オバマが大統領に再選されるかどうかは微妙になっています。

・中国では、12年秋に開かれる中国共産党全国代表大会で、現在、国家副主席の習近平(しゅうきんぺい)氏が胡錦濤の後継者として党総書記に選出されることが確実。
共産党一党独裁体制では、党内の人事で決まるのだから、国民による選挙などあり得るはすもなく、このことはまず確定的。

・ロシアでも12年に大統領選挙がある。
ロシアでは、前大統領のプーチンが任期を終えてメドベージェフが大統領になりました。
来年選挙があるのですが、この間に大統領の任期を4年から6年に延長し、着々とプーチンに引き継ぐ準備が進められていると思われていました。
しかし、最近の様子では、メドベージェフが、「まだ、やりたい」と意欲を燃やしているらしいと伝えられはじめました。
”中継ぎ”のはずが、”続投”の気配もあります。プーチンの”再登板”はあるのでしょうか。

世界の動きの中での「三つの大国」の政治体制が変わる可能性があるのが2012年。

さらに

・北朝鮮では、金正日の三男金正恩が正式に後継者になるのかどうか。
金正日は健康上の不安があり、三男を後継者にしたいらしい。
2012年は、北朝鮮の建国の父故金日成の生誕100周年にあたり、金正日が70歳になります。
そして、北朝鮮は2012年を「強盛大国」即ち軍事的にも経済的にも強い国にする出発点の年と位置づけています。
食糧危機に陥っているこの国がそのスタートを切れるのか意見の分かれるところかも知れません。
いずれにしてもターニングポイントとなる年であることには変わりはないでしょう。

・台湾では、来年1月に総統選挙が予定されています。
既に、現与党の国民党党首馬英九総統が立候補を表明。
最大野党民主進歩党(民進党)も、一般有権者を対象にした世論調査の結果、公認候補を党主席(党首)の蔡英文氏の擁立を決め、台湾初の女性総統を目指しています。

一つのことに的を絞って、世界に目を向けることも必要なんですね。

池上さんは
一時期、TVの画面に頻繁に登場しました。
個人的には、一寸 出すぎ! との印象をもっていたところ、ある日、3月をもって打ち切ると宣言。(大震災の影響でしょうか、4月に入っても解説していましたが・・)

あれほど忙しかったら、じっくりと取材をする時間も取れないのではなかろうかと人ごとながら心配していました。

今後も、世界情勢を易しく解説していただけることを期待しています。
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by m-morio | 2011-05-02 18:50 | 市民カレッジ | Comments(0)