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はじめのいっぽ

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日々雑感を記録します

字を書こう!

思い立って”字を書こう”と決心しました。
昨年11月下旬のこと。
日頃、ペンを持つのは、年に数回の手紙を書くときぐらいだろうか。
その手紙も、時によってはパソコン処理となったこともあった。
字はどんどん忘れていく、筆順となると全くのでたらめだ。
書く字の大きさもバラバラで、なんとも見苦しい。視力も衰え、とうとう近距離用のめがねを更新した。

▼そんな折、購読する北海道新聞に「卓上四季ノート」の広告を見た。f0020352_1210630.jpg
朝刊のコラムをノートに転記していくというものだ。
注)朝日新聞ならば「天声人語」に相当。天声人語ノートも市販されている。
書き写し学習だという。
このコラムは、社会情勢や出来事を紹介しながら筆者の思いをつづっている。
文字数は554字と決まっていて、6つの段落に分かれている。
書き写しながら、言葉、漢字を抜き出して辞書で調べたりする。
毎日続けていると、「現代史」の講義にも通じるし、文章を読取る力よりも雑学が身につくような気がする。

▼そんなことをはじめて3ヶ月になる。
続けていて思うこと
・桝目(原稿用紙の)の中に(真ん中に)キチンと文字を収めるのが案外難しい。f0020352_12103690.jpg
大きさを揃えることもさることながら、縦線(縦棒)を引くのにもすっと真っ直ぐに引けずに曲がっている。
性格の悪さか・・・などと自嘲している。

・書き写しに際しては、略字を使わず、コラムの文字通りに転記しているのだが、どうもうまく格好がとれない字がある。
「門構え」の字。
門・問・聞・悶・閥など。桝目にバランスよく収まらないのだ。しかも、これらの文字が案外頻繁に登場する。出てくるたびに難儀するのだが、一向に上達する気配はない。

・読めても、書けない字も多い。
憐憫・飢饉・膨らむ(膨大)・噛む・囃子・褒める・海鼠(なまこ)・羹(あつもの)・膾(なます)・脆弱・癒すなどなど。虫眼鏡を取り出してゆっくり書き写すと、文字のバランスどころではない。
時には、小学生向けの「漢字の書き方辞典」を取り出してくることになる。

・筆順に戸惑う文字もある。
壺・飛

・普段あまり使うこともない文字に、蕩尽(とうじん)(財産などを湯水のように使い果たすこと)・口吻(こうふん)(昆虫などの長い口)

・・・・などに悩まされていると結構な時間がかかる。

▼ノートは間もなく4冊目になる。1ヶ月1冊だ。
文章の読解力がつくかどうかは些か疑問ではあるが、毎日、朝のひと時、前日分を(コラムを切り抜くので、1日遅れになる)、できるだけゆっくりと一字一字を丁寧に・・・と心がけながら、554文字を30分ほど掛けて転記する。
取り上げられた話題に関する記事や写真を貼り付けたりするので、ノートは着膨れ状態。

▼書き写しには、万年筆を使っている。
ごく普通の国産メーカー品。もう20年来の物だ。引き出しに収まっていた時間も長いのだが。
この万年筆は、いま、再び命の息吹を吹き込まれたとでも感じ出したのか、なかなかの書き具合で良い按配である。
先日、文具店のコーナーで雑談。
立派な筆記用具が沢山並んでいる。中には蒔絵を施したもの、モンブランなどの外国メーカーのもの。お値段も相応。

お店の担当者に「長年使っているけれども、不具合がない」というと「そうですね! 落として破損させない限り、一生物ですよ」と。

20年前の1万円程度の万年筆も、今再び活躍の場を得て生き生きしているように見える。
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by m-morio | 2013-02-23 12:18 | 日々雑感 | Comments(0)