43年前の新聞
ひょんなことから古い新聞を手にする機会があった。
1963(昭和38年)6月4日付け 読売新聞の朝刊である。
43年前のもの・・・。そのきっかけとなったことはともかくとして1面からさーっとな斜めに目を通してみた。
1面のトップ記事に
"政府、物価抑制に本腰"とある。
消費物価はこのところじり高をたどり、国民生活を極度に圧迫する結果となることを懸念している。
当時の首相は 池田勇人 、経済企画庁長官は 宮沢喜一 である。
社説は、
「流通革命」を採り上げ スーパーマーケットが急増し、小売商や問屋にとって大問題となっている。
商社、食品、私鉄、百貨店などの大資本が乗り出し流通業界に一大転機をもたらしている。
その要因として、大量生産→大量販売、労働力不足→セルフサービス、消費者の商品需要の変化が 大量・廉価を謳う大規模店の発展を促している。
さらに、"おとり商品"(今で言うならば、特売日の目玉商品のことか・・・)を使って小売商へ不当な圧迫を加えている
・・と述べていた。
世界的には、東西の冷戦が続いていてケネディ大統領とフルシチョフ首相の会談云々・・・
スポーツ欄はON砲が全盛時代。
テレビ番組では、「ゼスチャー」(水の江滝子、柳家金語楼)、お笑い三人組(江戸家猫八、一柳斎亭鳳)、事件記者(永井智雄、原 保美)と懐かしい。
小さな記事で "お風呂屋さんの組合 値上げ申請へ" というのかある。
大人 19円を25円に値上げしたいとか・・
また、クマ退治に自衛隊が乗り出し演習計画書をつくったとか・・
とにかく 40年以上前のことではあるが 流通革命に批判的な論調も興味深いが、三面記事に幼い命を奪うような内容のものなどあろうはずもない。
これから40年後
はたして核問題、アジア外交、地球環境はどのように変わっているのであろうか。
1963(昭和38年)6月4日付け 読売新聞の朝刊である。
43年前のもの・・・。そのきっかけとなったことはともかくとして1面からさーっとな斜めに目を通してみた。
1面のトップ記事に
"政府、物価抑制に本腰"とある。
消費物価はこのところじり高をたどり、国民生活を極度に圧迫する結果となることを懸念している。
当時の首相は 池田勇人 、経済企画庁長官は 宮沢喜一 である。
社説は、
「流通革命」を採り上げ スーパーマーケットが急増し、小売商や問屋にとって大問題となっている。
商社、食品、私鉄、百貨店などの大資本が乗り出し流通業界に一大転機をもたらしている。
その要因として、大量生産→大量販売、労働力不足→セルフサービス、消費者の商品需要の変化が 大量・廉価を謳う大規模店の発展を促している。
さらに、"おとり商品"(今で言うならば、特売日の目玉商品のことか・・・)を使って小売商へ不当な圧迫を加えている
・・と述べていた。
世界的には、東西の冷戦が続いていてケネディ大統領とフルシチョフ首相の会談云々・・・
スポーツ欄はON砲が全盛時代。
テレビ番組では、「ゼスチャー」(水の江滝子、柳家金語楼)、お笑い三人組(江戸家猫八、一柳斎亭鳳)、事件記者(永井智雄、原 保美)と懐かしい。
小さな記事で "お風呂屋さんの組合 値上げ申請へ" というのかある。
大人 19円を25円に値上げしたいとか・・
また、クマ退治に自衛隊が乗り出し演習計画書をつくったとか・・
とにかく 40年以上前のことではあるが 流通革命に批判的な論調も興味深いが、三面記事に幼い命を奪うような内容のものなどあろうはずもない。
これから40年後
はたして核問題、アジア外交、地球環境はどのように変わっているのであろうか。
by m-morio
| 2006-06-04 21:26
| 日々雑感