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はじめのいっぽ

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日々雑感を記録します

白内障 Ⅰ

 私の眼は年を重ねるごとに見えづらくなっている。
眼鏡の度を強くすることによってやり過ごしてきた。
2年前の運転免許の更新の際、視力でひっかからないかひやひやものだった。
事前に眼鏡を調整しなんとか更新することができた。

▼再び更新時期が1年後に迫ってきた。
最近の眼の具合は決してよろしくない。
虹彩炎だ、角膜潰瘍だと忙しい。もちろん視力のほうも芳しくない。
眼鏡店では、これ以上度を上げることはできないという。
体力が落ちた日常生活で、車の無い生活は大いに不便なことだろう。
もう少しの間、視力で不合格などという事態は避けたい。
残された道は「白内障の手術」ということになった。
もちろん手術をしたからといって0.7をクリアーできるという保証はない。
わずかな可能性に賭けることにした。

▼白内障は、加齢などの原因で、目の中でレンズの役割を果たしている水晶体が白く混濁した疾患。
手術により濁った水晶体を吸引し、吸引後、水晶体嚢の中に、"人工の眼内レンズ"を挿入することによって視力の快復を図る・・・というものと理解している。

 目にメスを入れるのだ。全く不安がないわけではない。
手術に先立っては、まず「気持ちの整理」=「覚悟」が必要かもかもしれない・・・
との思いを抱いていたところ、こんな書物が目に付いた。
吉行淳之介著 「人工水晶体」(講談社文庫)(1985年発刊の単行本を文庫化)
著者の”移植手術体験記”だ。実際に手術を受けたのは1984年のこと。
当時は、人工水晶体(今でいう人工レンズ)を移植するという手術は一般的ではなかった。
本書には30年前の医療技術を克明に記録されていて興味深い。
吉行さんは、入院しての手術で、術後眼鏡を使用したとはいえ視力1.5を得、その後全く異常はなかったという。
ついでに触れるならば宇江佐 真理さん(函館在住の作家で時代小説を書いている)も同様の手術を2011年に受けた際も10日間の入院が必要だったとか。

さて私の場合は、当時と如何ほどの違いがあるのだろうか。技術的に、である。
このことに興味がそそられる。
なんとかその経過をできるだけ克明に記憶してこようと他人事のような野次馬根性がむくむくと湧き上がっている。
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by m-morio | 2015-10-21 15:46 | 日々雑感 | Comments(0)