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はじめのいっぽ

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日々雑感を記録します

一区切りつきました

一ヶ月間の市民カレッジが終わlりました。
この市民カレッジは、札幌市教育委員会 札幌市生涯学習振興財団 が 主催しているもので、春・夏に42の講座を準備していて、私はそのうちから「現代史」を選択してみました。

講義では、パレスチナ、チェチェン、チベットそしてネパールの歴史と現状の概略を聴講し、関係書物を通読してきました。
まだ、聞きかじった程度のことであり大きなことを言える状況ではありませんが少しおさらいをしてみます。

パレスチナ・・・・・新たな展開はは開けるのだろうか? 
チェチェン・・・・・極小民族の自立は可能か? 
チベット・・・・・・・民族と文化に将来はあるのか? 
ネパール・・・・・小国として生き抜く道は? 

それぞれの民族が多くの問題を抱えています。

しかし、ご承知のようにパレスチナ問題は未だに目まぐるしく変動していて十分に理解をするには時間が必要です。

ということで、いずれ 項を改めまして 「チェチェン」と「チベット」 について触れてみたいと思います。
両国の実態をしっかりと理解するには、ただ単に 歴史を遡ったり、事件の様子を書き留めると言うことではなく、その民族の起源、宗教、生活環境、さらには気候風土 などをも認識した上で考察すべきものでしょう。
しかし、今短期間に多くの課題を与えられた立場としては、全てを消化することはなかなか難しいです。
今後の課題としておきます。

一冊の本を読んだだけでも 「少数民族」の悲哀 がにじみ出てきますよ・・・・・。

その前に、今日の最終講義を少し覗いてみてください・・

「ネパール」です。 f0020352_1923070.jpg
地図をご参照ください。黒く塗りつぶした部分が「ネパール」で、ピンク色がインド、ネパールの上部が中国(直接は、チベット)です。
これでご理解いただけますように、ネパールはインドと中国に挟まれた内陸国です。
地理的要因から、ネパールと中国の関係は、ネパールとインドとの関係ほど近くはありません。
なぜならば、北側の中国との間には ヒマラヤ山脈 と チベット高原 があり、その交通を妨げています。
しかし、南側は比較的容易にいくつかの峠を越えていくとガンジス平野へと通じています。
世界にどの程度の内陸国と呼ばれる国があるのか承知していませんが、ネパールのように外への道を殆どひとつの国に依存している国は少ないのではないでしょうか。

更に、ネパールにとって苦しいのは、インドとネパールとでは、比較にならないほど大きな経済力と政治力に差があると言うことです。
インドはこれらの力を背景にネパールに強い影響力を持っています。

[ネパールは、面積は北海道の2倍弱、人口は2500万人で11億といわれるインドとは比較にもなりません。国民所得もインドはネパールの85倍ともいわれています」

このように ネパールは、インドに向って開けた国です。
輸出入でインド以外の国と取引するにしても、貨物の通過はインドを経由せざるを得ないのです。
インドとの係りは大きいです。
当然、インドとは良好な関係を保っていかなければなりません。インドに逆らった行動には必ずしっぺ返しがあります。「経済制裁」といった・・・・
過去に何度も事件を起こし制裁を受け、完全な屈服を余儀なくされています。

「ネパール」は、正式には ネパール王国(Kingdom of Nepal)です。立憲君主制で、元首はギャネンドラ国王ですが、あまり評判がよろしくないようです。
(数年前、ビレンドラ国王など王族10名が殺害された事件は記憶にあたらしいところです。)

今年2月、国王は、国土の三分の二を実効支配する反政府武装組織「ネパール共産党毛沢東主義派」(毛派)の打倒を掲げましたが、反撃が激化し治安は悪化。
国王、毛派、主要政党の三つ巴による緊迫した状態が続きました。
4月には、毛派は一方的に停戦を宣言します。新憲法を制定し、主要7政党による新政権と交渉に臨む環境を整えようとしたようです。
06.06.17の北海道新聞によりますと、毛派は、ネパール政府と8項目を包括合意し新たな国づくりに向けた決意を示した・・と載せています。

少し視点を変えてみますと
ネパールには、約2万人のチベット人が居住しています。
ネパール政府は、中国の対チベット政策を支持しており、昨年1月には首都カトマンズにあったダライ・ラマ14世の事務所を閉鎖しています。
今年3月に、亡命チベット僧や若者らが反中デモを繰り広げています。
余談ですが、この中国のチベット(中国領チベット)に対するやり方は極めてヒドイ!ものと・・・・私の眼には映るのですが。.。。。
いずれこのBlogに載せたいと考えていますチベット(中国領チベット)は今大変苦境に陥っています・・・と私は受けとめています。。。。
法王であり国王であるとされるダライ・ラマ14世はインドへ亡命し「亡命政府」を作ってチベット民族の平和に腐心しているのですが、果たしてその努力は報われるのでしょうか・・・。

なお、神戸新聞(06.05.21)に、「民主化で貧困の解消図れ」と題する社説を載せています。興味があるかたはご覧ください。
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by m-morio | 2006-06-22 16:29 | 市民カレッジ | Comments(0)