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はじめのいっぽ

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日々雑感を記録します

Albert Einstein6

滞在中の観光で・・・

博士がホテルの宿帳にサインしたものが残っているが、
住まいは「ベルリン」
国籍は「スイス」
と記している。
若い時代、兵役を逃れるためドイツ国籍を放棄している。

芝の増上寺を見物した折、修行僧が
「味噌汁のおかずで一椀の飯を食べていたのに脅威の目を見張った」

食べるものでは、博士は、すき焼き、天ぷら、すしは刺身からのり巻きまで何でもおいしい、おいしいと言って食べた。
また、「食物は、ちょうどそこにあるものを食べるにかぎる。文句を言うものでは決してない。さらに、余分に食べるものでもない。何を好み、何を好まぬというものがない。ただし、健康上、コーヒーをあまり飲まず、お茶はうすくして飲む。酒はちょっとも飲まない。これは主義ではなく、"飲みたいと思ったことがないから"である。ただし、タバコは大好き」 と語った。 
一方、夫人は日本食にはなかなかなじめず、刺身は生きた人間を食べるようで嫌だと言ったという。
           
夫人同伴で天ぷら屋へ行き、博士は蒲団の上に胡坐をかき、夫人は数枚の蒲団を重ねその上に腰かけ、エビの天ぷらを「これは大変うまい」といって食べた。

料亭では「かかる種類の女性を標準にして、その国民性がわかる。日本の芸者はひじょうに謙遜な態度で上品ではないか。欧州のそれに比較して大いなる差がある。日本国民の上品でゆかしいことがこれ一事でわかる」
と日本の芸者をほめちぎった。芸者の舞とおしゃべりを楽しんでの感想
「中年芸者が忘れがたい」と・・・

陽明門を前にして、宮司の歴史談を30分もの間聴き、薬師堂の鳴き竜では自ら手をたたいて「なぜ鳴くのだろう?天井と床との距離の如何によるのだろうが調べてみないとわからん」
と不思議がり、
五重塔を見上げては
「風や地震にどうやって耐えうるのか」とたずねている。
社廟のような立派な建築は今まで見たことがないと、たいへん満足していた。

能を鑑賞 
「物静かな動作で深い意味を表現するしぐさと、その雰囲気はよくわかる」とたいへんなお気に入りようだった。
幕間には楽屋に行き、面を手にとって眺める。
幽玄な舞だけでなく、拍子のおもしろさにも大いに関心するが、ときおり笛がピューッと甲高く鳴るのを聴いて「あれだけは、どうしても了解できぬ」
と言ったという。
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by m-morio | 2006-01-03 19:17 | | Comments(0)