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はじめのいっぽ

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日々雑感を記録します

天使の傷痕

いやぁー 雨が降りますね。 昨日もすごかったですが、先程も外出先で猛烈なスコールの直撃を受けました。 幸い帰りの車の中でしたので事なきを得ましたが、午前中は比較的晴れていましたので濡れた人が多かったのでは。。。
今は薄日が射していますが・・・
おっと横道ですね。

数日前から「ライフログ」に載せたのですが、この「天使の傷痕」をご存知ですか。
この本の作者やあらすじを覚えていらっしゃる方は相当の推理小説マニアと言えるのではないでしょうか。f0020352_15253182.jpg

主人公の新聞記者が恋人と二人でハイキングに行って、殺人事件に遭遇し、被害者が死に際に遺した言葉をもとに、被害者の交友関係を追及し犯人を究明していくというものです。
まあ、これだけのことですからごく普通の推理小説です。
しかし、この小説は単にトリックといった技術的な面のみで読ませる作品ではありません。
キラリと光るものを持ち合わせていてそれが私をひきつけます。
それとは、社会の持つ残酷さに対する抗議とでも表現したらよいのでしょうか。作者個人では如何ともしがたいことへのジレンマや怒りがこの作品を単なる犯人探しで終わらせない理由だと思います。
この作品にとりれ挙げられている社会問題は、最近では目にしたり耳にしたりすることが少なくなっていますが、似た事例で苦しんでいる人たちがまだまだいるのではないでしょうか。

このような社会に関する問題提起や抗議の要素が強い推理小説に惹かれます。
最近あまりこの手の作品に出くわさない(単に私が手にしないということでしょうが)ような気がしますが、とっさに頭に浮かぶのは 横山秀夫著 「半落ち」でしょうか。

この作品は、昭和40年(1965年) 江戸川乱歩賞受賞 作品です。

家内が本箱の隅から引き出して読んでいましたので、改めて手にし感慨を新たにしました。
ちなみに あらすじはすっかり忘れていましたが。。。。。
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by m-morio | 2006-07-19 15:29 |