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はじめのいっぽ

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日々雑感を記録します

映画 「蕨野行」

久々の雨なので 映画を観にいきました。
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「蕨野行=わらびのこう」
一般の劇場では上映しないのかも・・・。

江戸の中期、ある村に 秘められた約束事があった。
60歳を迎えたものはみな、村を出て人里離れた原野=蕨野へと移り住むという・・・

春、蕨野入りした8人=ワラビ衆は 
いかにして生きながらえるか、イヤ 死ぬまでどう生きていくのか。。。。。
そこには食料もなく、作物を植えたり、魚や生き物を獲ることも許されず、ワラビ衆は毎日里へ下って村の仕事を手伝うことでのみその日の糧を得る・・・・という約束事。
一日怠けると一日飢えることになる。

そして 一人また一人と倒れていく様を四季のうつろいとともに描かれていく。
蕨野、そこは この世とあの世の狭間 だった。

冒頭、息子の嫁=ヌイ が 元気がない姑に

「おババよい。何か思うことがありつるか。」

姑は

「ヌイよい。おれは関所のまえに立ちてありつる」

と応ずる。

この関所=蕨野行き がせまっている・・・

姑の身体を気遣う嫁に

「秋の終わりまで生き延びた者のみが里へ帰ることが許される」

と取り繕うが・・・

最後に

「ヌイよい。

まことは、蕨野に帰りの道はなきなりよ」。。。。

生と死を考えさせる 作品 です。


恩地日出夫 監督
市原 悦子 主演
 
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by m-morio | 2006-09-27 17:15 | 日々雑感 | Comments(0)