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はじめのいっぽ

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日々雑感を記録します

力士のこと

大相撲初場所も間もなく千秋楽ですね。
例によって、大関陣の不甲斐無さもあってあの横綱が優勝をさらいそうなムードで少し興ざめの感は否めなません。
そんな気持ちでテレビを観ているので、時々画面の前で、本来の体と体のぶつかり合いとは無関係な、アップで映し出された力士の表情に顔をしかめています。
今時のTVのカメラの性能の良さとカメラワークのせいでしょうか、受像機の良さもあるのでしょう、土俵上の力士の表情が細部まで見て取れます。

そして思うんですよ・・・
あの睨みつけるような目つきは何なのだろう、何を見据えているのだろう、いやいやあれは闘志の表れであって睨んでいるのではないのだ・・・など考えてしまいます。
でも、あまり感じの良いものではありません。第一全ての力士がそんな眼をするわけでもないのだから。。。。
TV局側も敢て映すこともなかろうに・・と思うこともあります。
昨日は、そんな場面になりかけると、カメラがスーッと流れたのを観ました。少しは意識しているのだろうか? カメラマンorデイレクターも。。

そんな折に手にした本にこんな件がありました、、、、、、

肉体の力が、そのまま直接に、その生活と人生に響いてくる力士の姿には、本能的に見物の眼と心が吸いつけられ、勝負を争う力士達の相撲の取り方を見ただけで、敏感に、その力士の人柄まで見透してしまうのだ。それだけにまた、力士の人柄と日常生活というものが、その体と顔と相撲ぶりに、ハッキリと現れるので(恐ろしい職業だな)と、しみじみ、島一は思うことがある。

「島一」とは 元大関"三根山"のことです。 私たちの年代の方でなければ記憶にもない力士の名前でしょうが・・・今、現役の力士の姿にダブらせますと「岩木山」の雰囲気かも知れませんね。
この文章を書いているのがあの 池波正太郎 [「武士(おとこ)の紋章」」 なんです。昭和32年頃のことですが。。。

あの睨みつけるような目配りは果たして"闘志"の表れなのでしょうか。。
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by m-morio | 2007-01-19 10:28 | 日々雑感 | Comments(0)