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はじめのいっぽ

hiro1029.exblog.jp

日々雑感を記録します

昨日のつづき・・・

おやおやっ
首相が辞任を表明してしまった。 昨日一行だけ触れたばかり。。。
どこかの国に行って、インド洋の○×支援を継続しますと大見得を切ってきて、更に所信表明演説をした直後の辞任とは・・・・・わかりませんね。

引き際が大切なのは 政治家ばかりではありませんが。。。

まぁ そんなことは(いや、大事なことではありますが)横においておいて、昨日の続きを。

「まえがき」でつまづいた本を横目で見ながら、”積読”で埃をかぶっていたのを手に取りました。
今年の「乱歩賞受賞作」です。

この賞の対象は毎年1,2作(殆どが1作ですが・・・)例年8月ころに発売になる。
新人の登竜門とも言われる賞なので、開くとまず「受賞の言葉」が作者の写真入りで載っている。
多くの作家は「嬉しい・やっと念願がかなった・応援してくれた人に感謝・選者にお礼言いたい・・・」などと書くことが多いのだが、今回の作者の文は少々変わっていた。ここに転記してみます。

大学時代、「ありきたりな人生は嫌だな」と考えた。やりたいことは思いつかなかったので、とりあえず身を持ち崩して退路わ絶つことにした。じつは安定志向が強いため、いったん就職してしまえば定年まで勤めてしまうだろうと思ったからだ。
大学を中退したときは、「これで道をはずれた」とホッとした。
それでも念のために、仕事は傾きかけたサウナの店員を選んだ。案の定、店は潰れ、次に働いたのは地下の薄暗い漫画喫茶だった。「いい感じだ」と思ったのも束の間、時流に乗って支店が増えていった。
給料と役職が上昇し始めたことに危機感を抱き、辞表を出した。
(中略)
公園でアンパンと水だけの食事をしながら、「順調に人生の階段を下っているな」と感慨に耽っているとき、ふと気がついた。
いつのまにか、身を持ち崩すことが人生の目的と化している。
一念発起して図書館に通い、長編二作目で幸運にもデビューすることができた。
今後はありきたりな人生ではなく、ありきたりな価値観に抗う、作家をめざしたい。


曾根 圭介 著  「沈底魚」
f0020352_22135579.jpgちなみに 昨年の長編も 一次審査をパスしているのだとか。。。
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by m-morio | 2007-09-12 22:05 | | Comments(0)