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はじめのいっぽ

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日々雑感を記録します

世界の言語の半数以上消滅か?

私たちは日常、言語(言葉)でその意志を伝え感情を表現している。更に、そうした思想、感情、意志などを文字をもって記録し、後世に伝え残している。

この言語が世界から徐々に失われているのだそうです。

▶米国の研究者らの調査によると、
世界中には推定七千の言語が存在するのだが、その半数以上が今世紀中に消滅する恐れがある。
既に10人未満しか話者がいない言語が五百以上あり、最後の話者死亡などによって、二週間に一つのペースで言語が地上から消えている。
▶消滅のペースが特に急速なのは、南米やオーストラリアなどの一部の地域らしい。これらの地域では先住民が多様な言葉を話してきたが、英語やスペイン語が標準語として浸透したため、独自言語の使用は社会で不利になると考え、自ら放棄する先住民が多い。
先庄民の言語は文字を持たないケースが多く、歴史や文化は口承されてきた。
「話し言葉が消滅したとき、その人々がどう考えてきたかなども失われてしまう」と指摘されている。
▶このことは南米などに限ったことではない。
中国には55の少数民族が居住している。しかし、少数民族の言語は衰退の一途を辿り、絶滅寸前の状態にある言語は数十種類もあるという。
チベットでも似たような現象が進みつつある。漢族の急速な流入によって、官庁を中心に公用語にチベット族の言語が使いにくくなっている。就職するには漢語を習得しなければならない。チベット自治区内ではチベット語を教える教師も殆どいなくなってしまったとか。チベットの場合は、今世紀中に言語がなくなるとは思われないが、例えば総人口5000人ほどのタタール族は、自分たちの言語を使えるのは1000人にも満たないという。あとはみんな他の民族の言語を使っている。
注)  タタール族は、新疆ウイグル自治区に分散して居住していて、タタール語は一部の年寄りだけの間で使われており、他の人たちはカザフ語またはウイグル語を使っている。(写真は タタール族の女性)
f0020352_1026086.jpg▶言語を存続させる唯一の有効な方法は、言語学習を始める六歳児らが自分たちの言葉を貴重と感じられる環境を整えることだとの意見がある。
しかし、中国のある民族の場合、小学校の教科に民族の言語の科目を入れていても、その教師さえ見つからないというのが現状です。

“言語”一つ採り上げても、世界の大きなうねりを感じます。
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by m-morio | 2007-11-16 10:29 | 日々雑感 | Comments(0)