一枚の絵
彼が5歳のときに描いた絵が彼の住む町家の一室に張られている。
一目見て う~ん といって暫し言葉がでなかったのを想いだす。
私にはまったく絵心がないが、なんといっても画用紙一杯を使ったその構図が気に入った。
描かれた電車の色使いもいい。彼の伸びやか(「伸びらか」かなぁ)な性格が浮き出ている。
保育園で描いたもので「絵画作品展」に堂々と展示された作品だ。
そろそろクリスマスが近づいてきた。
彼はわくわくしてその日が来るのを待っていることだろう。
もともと大げさなプレゼントは私の性分に合わない。
彼を驚かせてやろうと、手配した品が届いた。
金額にしたら僅少なものだが、今の彼はきっと喜んでくれるだろう。
・・・・・この絵をパソコンの待ち受け画面に貼り付け 日々眺めながら 孫の顔を思い浮かべ 一人 ほくそ笑んでいる・・・・・
by m-morio
| 2007-12-13 18:30
| たっくん