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はじめのいっぽ

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日々雑感を記録します

常用漢字

先日、 「11字を常用漢字に・・」 という新聞記事を目にした。
日ごろ雑文をblogに書き散らしているけれども「常用漢字」か否かを殆ど気にかけたことが無かった。 PCの弊害か、簡単に変換してくれるので便利さに流されている。

確か「当用漢字」といのがあったはずだが、いつのまにか「常用漢字」に変わっていた。
なんと、恥ずかしながら「当用漢字」は既に20年以上も前に廃止になっていた。

「常用漢字」のWeb上にある説明の抜粋を転記すると・・・

常用漢字は、現代日本の漢字であり、当用漢字の後継漢字。1981年10月1日に内閣告示第1号「常用漢字表」により発表された漢字使用の基準。
「法令・公用文書・新聞・雑誌・放送等、一般の社会生活で用いる場合の、効率的で共通性の高い漢字を収め、分かりやすく通じやすい文章を書き表すための漢字使用の目安」を示す。1945字からなる。

常用漢字表の目的は、漢字使用の「目安」であって「制限」ではないため、強制力を有するものではない。メディアのほとんどは、常用漢字のほかに使用可能な漢字を独自に又は任意に選定し、常用漢字に準用している。 

このたび、文化審議会幹事小委員会は、この1945字に入っていないが地名などに使われている11字を新たに常用漢字とする案を了承したとのこと。近く上部組織に報告するのだそうだ。

その11字は
「岡」「熊」「茨」「栃」「埼」「梨」「阜」「奈」「阪」「媛」「鹿」である。

奈良さん、栃木さん・・・という具合に 何の抵抗も無く使っている。

「常用漢字に入っていないこと自体不自然」というのはもっともな言。

漢字小委員会は今後、新聞などでよく使われる三千~三千五百字の候補から二千程度を新しい常用漢字として入れる作業を進めるらしい。

まあ、「目安」ですからあまり気にすることも無いのですが、
「クイズ」で “常用漢字”にあるタケカンムリの漢字一字を書きなさい・・・と条件付のものがある。
常用漢字に入っていることが、どれほどの意味を持つのか良く分かりません。

私には 毎日 目にする「新聞」が参考になるが、、新聞で使われる漢字がすべて常用漢字ではないのだそうで 「新聞協会用語懇談会が示す新聞漢字表」 というのがあって一つのルール作りをしている。

例えば

常用漢字にはあるが新聞では使わない字」 というのがあって・・・・・

且=「且つ」 → 「かつ」仮名書き
但=「但し」 → 「ただし」仮名書き
附=「附」  → 「付」、「附随」→「付随」、「附属」→「付属」などへの書き換え
又=「又は」 → 「または」仮名書き

などは、このブログを書く参考にしていきたいものだ。

こんな視点から新聞を眺めてみるとまた新たな興味がわいてくるのではないでしょうか。
by m-morio | 2008-01-12 19:00 | 日々雑感

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