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はじめのいっぽ

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日々雑感を記録します

受け売り 現代史 : 「インドシナ半島」

[受け売り 現代史] のこと
お断りしておきます。論文を書こうとしている訳ではありません。また、このblogを読んでいただいている方々に何かをご教示しようなどという思い上がった考えもありません。
私がたまたま市民カレッジを受講し、それを機会に知ったことや調べたことを切り貼りして、後日振り返る時の参考にしようというメモ程度のものです。勝手な思い込み・・という部分があるかも知れません。事実と異なる部分がありましたら、どうぞご指摘ください。
「現代史 Ⅸ」 が始まりました。
今回は
「長い歴史と独自の文化を誇るインドシナ半島を題材にします。少し旧聞となりましたがミヤンマーでの反政府デモとその弾圧の様子は生々しく世界に伝えられました。
一方、振り返ってみますと、カンボジアでの大量殺戮事件やベトナム戦争などもありました。それぞれの国の背負った課題を歴史的視点から検証していきます。」(講師の巻頭言から)

今回の講座での対象国は、「ミヤンマー」「カンボジア」「ベトナム」「タイ」が予定されています。
初回は「ミヤンマー」でした。
「ミヤンマー」か「ビルマ」か・・・
という問題がまず頭を去来しますが、個別の国のことは少し横において、まず「インドシナ半島」について整理しておきます。




名前が示すようにこの半島はインドと中国に挟まれた位置にあり、具体的には「べトナム」「ラオス」「カンボジア」そして「タイ」と「ミヤンマー」両国のマレー半島部分を除く地域をインドシナと呼ぶのが一般的なようです。
古くからインド文明や中国文明の影響を受けたカンボジア人、タイ人、ビルマ人、ベトナム人など多くの少数民族が住んでいます。
地図でお分かりの通り、半島の東側は南シナ海、西側はベンガル湾に面し、東西に山脈が走り、その間を「メコン川」などが北から南へと流れています。f0020352_1945776.jpg

「メコン川」は、チベット高原に源流を発し、中国雲南省を通り、ミャンマー・ラオス国境線、タイ・ラオス国境線、カンボジアを通って、ベトナムに抜ける大河です。
雨期には水量が増し、流れが速いため、船の運航は難しく、乾期には水量は減るのですが、浅瀬が増えるため船舶の運航が難しくなるようです。流域諸国でメコン川の土砂を除去して貿易路に使うことも検討されましたが、除去してもすぐに土砂が堆積するため、この計画は頓挫しました。   全長およそ4千km余です。
この大河も、その源となる中国では、エネルギー不足を補う水力発電のために中国南西部など数個所においてダムの建設が予定されていて、チベットもその候補地とされているといいます。
このダム建設がメコン川の水量にも影響が出始め流域諸国でも漁業への影響が出ています。
参考までに、韓国の日刊新聞「朝鮮日報」の記事・・・「魚が消えた メコン川流域 中国のダム開発が影響か」・・・こちら

◆日本とインドシナ半島との係わりの一例
インドシナ半島では、日本のODA援助によって道路の整備や橋の建設が行われています。
特に、平成18年12月の「第二メコン国際橋」の開通は、これまでメコン川により分断されていたタイとラオス間を陸続きにしただけではなく、従来、海上と空輸しかなかった両国間の輸送に、「陸上」輸送という新たなルートができたことは、両国に進出している日系企業も高い関心を示しているといいます。

経済産業省によりますと、
メコン地域の流通・物流のスピード化、効率化を目指して、日本がODAにより整備した「東西経済回廊」(道路)は、その走行試験を昨年10,11月に実施しましたので既に使用に供されているのかもしれません。

また、08.01.13の新聞記事によりますと
政府は、メコン川流域の4カ国(ベトナム、カンボジア、ラオス、ミャンマー)に総額60億円のODAを供与する方針を固めたとのこと。
日本企業の進出拡大に向け経済基盤を整備する方針です。今回の対象も幹線道路の整備や学校や発電設備の設置の支援をするようです。(北海道新聞)

財政難でODA削減が続く中で、東南アジアの中でも開発が遅れているこれらの地域に重点的に資金供与して地域の発展に寄与していこうということなのでしょう。
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by m-morio | 2008-02-22 19:16 | 市民カレッジ | Comments(0)