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はじめのいっぽ

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日々雑感を記録します

二冊の本 ①・・・ニコライ遭難 序

市民カレツジではいろいろな国や、民族、宗教について学んできた。
そんな中でチベット問題を機に「中国」のことを知りたくなって意識して新聞を読んできた。
また、チェチェン問題では「ロシア」に関心を持つようになった。
 「中国」は北京オリンピック後、景気の下降も囁かれGDPも9%台から来年は7%台になるだろうと予測され、今回の世界的な金融危機が今後どのように影響するのか、注目されるところである。
 一方、「ロシア」は世界一の領土を有し、豊富な地下資源をテコに強気な政策を打ち出す。メドベージェフ大統領は、「大統領の任期を4年から6年に延長」すべく手続きに入った。恐らく近々承認されることだろう。この任期は自らの任期には適用しないとか。次期大統領をにらんでのこととらしい。プーチン首相との双頭作戦は、着々と進み再び“プーチン大統領”の実現に向けてまい進していると巷間噂されている。
ロシアの憲法では、大統領の三選は禁止されているので、時期大統領のために任期を延長するようだ。ということは、予想される“プーチン大統領”はその任に付いたならば、12年間その権力を保持できることになる。その任期内に憲法すら変えて、三選もOKなんてことになるのかもしれない。 “強いロシア”を標榜するプーチンさんは何をやってくるかわからない。ロシアの外相が来日して北方領土問題に好意的な発言をしたからいいってニコニコしていたらどんでもないところで足元をすくわれないとも限らない。




そんな折、二冊の本を読んだ。
「大黒屋光太夫」、「ニコライ遭難」 この二冊に共通するのは、まず著者が吉村昭。
そして「ロシア」とのかかわりである。
「大黒屋・・・」については、以前に この欄で ふれたことがある。f0020352_17512442.jpg
船が遭難し、ロシアに漂着、爾来10年間にわたってあの広大な領土を移動し心身ともに疲れた姿で根室に帰着したときには、乗組員17人が3人となり(2名は改宗してロシアに留まる。鎖国政策をとり、禁キリスト教の日本には改宗した者は入国できないからだった。)、根室着の直後に1人が亡くなり、箱館を経由して無事江戸へと到着したのはわずか二人であった。その筆舌に尽くしがたい労苦と経緯が詳細に書き綴られている。で、
今回は、「ニコライ・・・」を読んだ妙に心惹かれるものがあったので、小説をもとに「この事件」の顛末を記録しておこうと思う。長くなりそうなので分けて掲載することにしよう。f0020352_17514219.jpg


「大津事件」と聞くとご承知の方も多いのではなかろうか。
一言で言うならば
「日本を訪れたロシア国皇太子ニコライが国内を遊覧中に暴漢に襲われ怪我をした」
事件のことである。                                      
                                                  (つづく)
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by m-morio | 2008-12-02 17:56 | | Comments(0)