ブログトップ

はじめのいっぽ

hiro1029.exblog.jp

日々雑感を記録します

<   2010年 07月 ( 7 )   > この月の画像一覧

◆タンカー襲われる?
f0020352_1193716.jpg
28日ホムルズ海峡で大型原油タンカーが襲われた(?)らしい。
襲われたのが事実なのか、何らかの事故なのかはっきりしない。
この地区については地図を参考にしていただきたい。
アラビア海からペルシャ湾への入り口。赤く塗った部分はオマーンの飛び地の国土。
この報道を聞いて、一瞬”海賊”を思い浮かべた。 あのソマリアは地図上ではすぐ南側に位置するからである。

タンカーは外部から攻撃を受けた疑いが強いらしいが、その襲撃者は不明だという。

この海峡付近は、中東から日本に原油を運ぶタンカーが頻繁に通航する。
統計(日本船主協会)では、昨年1年間に加盟社の計約3400隻が同海峡を通っているが、攻撃を受けるなどの被害はなかった。

 防衛省によると、ソマリア沖のアデン湾で活動していた海賊は最近、各国海軍による監視の目を避けるため、 アラビア海までは活動域を拡大している。                                              ホルムズ海峡はアラビア海のさらに北側にあるが、海賊が使う小型船でたどり着ける距離ではないという。
国際海事局の統計でも、海賊の発生はほとんど報告されていない。 
「小型船舶で活動しているアデン湾の海賊が進出したとは考えにくい」。 
・・・・関係者は首をひねる。

 船舶関係者の間では、「安全な海域」が共通認識だったという

 防衛省によると、ホルムズ海峡やペルシャ湾一帯は、アフガニスタン周辺のテロ組織が、イエメンやアフリカとの間で武器や麻薬などを輸送するルートになっているという。                                   同省幹部は「テロ組織による襲撃の可能性も捨てきれない」と話す。

過日の講義でも触れられたが、イエメンの山岳地帯にはテロ組織が住み着いているらしい。
訓練を経て、アフガニスタンやパキスタンへと送り込んでいる懸念もある。

このタンカー事件が単なる事故であればいいのだが。。。。
[PR]
by m-morio | 2010-07-29 11:32 | 市民カレッジ | Comments(0)
◆アラブ首長国連邦(UAE)f0020352_15474892.gif
面積・・83,600平方キロメートル
人口・・477万人(2008年)
7つの首長国・・アブダビ、ドバイ、シャルジャ、ラスアルハイム、マジャイラ、アシュマン、ウンムアルカイワイン
首都・・アブダビ
略史・・
7世紀にイスラム帝国、次いでオスマン・トルコ、ポルトガル、オランダの支配を受ける。
17世紀以降、英国のインド支配との関係で、この地域の戦略的重要性が認識された。
18世紀にアラビア半島南部から移住した部族が現在のUAEの基礎を作った。
1853年、英は現在の北部首長国周辺の「海賊勢力」と恒久休戦協定を結び、以後当地域は休戦海岸と呼ばれた。
1892年には、英の保護領となった。
1968年英がスエズ以東撤退を宣言したため、1971年12月、アブダビ及びドバイを中心とする6首長国(翌年2月ラアス・ル・ハイマ首長国が参加)が統合してアラブ首長国連邦を結成した。

政体・・・7首長国による連邦制だが、各首長国は独立性を保つ傾向が強い。
大統領・・アブダビ首長
経済・・・豊富な石油収入を背景に活発な対外投資(特にアブダビ)。
同時に石油一辺倒の経済からの脱却を図っており、製造業サービス部門の多様化に努めている。
2008年GDPは対前年比27.4%増。輸出は7.6%増、輸入は3.2%増。
ドバイは商業・運輸のハブとして発展(ジャバルアリー・フリーゾーンには約6千社進出。エミレーツ航空は世界の100都市以上に運航)。

More
[PR]
by m-morio | 2010-07-28 15:51 | 市民カレッジ | Comments(0)
転記はこれで終わりにします・・・。

◆サウジアラビアの教育制度
サウジアラビアの教育制度においては、授業料・教科書などは公立の学校はすべて無料です。
しかし、この国には義務教育の制度はない。
(正式に義務教育を定めようとしているとの報道もあるらしい。)
学校に行くか行かないかは、個人あるいは親に委ねられているといわれます。

さらにイスラムとの関係も重要です。
教育省によって作られた「教育基本原理」によるその目的は
「ムスリム(イスラム教徒)の信仰と矛盾するあらゆる制度・原理を廃することによってイスラムの信仰に忠実な精神を養う」
とか
「イスラムの教えを守り、それを実行することによってイスラムとハーディス(預言者の言行録)を学び、暗記することにより、それらを護持する」
などと書かれています。

More
[PR]
by m-morio | 2010-07-22 20:04 | 市民カレッジ | Comments(0)
◇話題その2
・・・横着をして、前掲の書物から抜粋し転記しているだけです・・・・
「勝海舟」に時間をとられています。。。

◆世界最大の産油国f0020352_1939234.gif
現在のサウジアラビアは、典型的な石油依存型経済です。しかも、石油以外に主たる産業をもたないのです。
世界最大の石油埋蔵量、生産量及び輸出量を誇り、輸出総額の約9割、財政収入の約8割を石油に依存。OPEC(石油輸出国機構)の指導国として国際原油市場に強い影響力を有しています。

このような国サウジアラビアには、個人の所得税は存在しません。

なぜそんなことが可能なのでしょうか。

サウジアラビアでは、石油は国有財産です。国有企業(サウジ・アラコム)が石油を掘り、それを製品化して販売する。そして、その収益はすべて国庫に入るからです。                                       しかも、この石油収入が莫大で、それだけで国家歳入の大半をまかなうことができるからです。

くわえて、サウジアラビアにおける生産コストは世界平均のほぼ五分の一といわれています。             それだけ簡単に石油が見つかり、簡単に掘ることができるということです。
この国のGDP(国内総生産)をみますと、1年ごとに上下しています。もちろん石油価格に連動しているためです。石油依存経済であれは当然のことです。
単純に考えると、この国のような産油国にとっては石油価格が高ければ高いほどいいようにもみえますが、かならずしもそうではありません。                                                      あまり高すぎると、消費側で買い控えたり、省エネや代替エネルギーへの転換を図ったりして、結果として石油が売れなくなるからです。

ひところは、OPECがその価格に大きな影響力を持っていましたが、最近では、石油価格を決定するのはOPECでも石油メジャーでもなく、マーケット(市場)です。
ということは、サウジアラビアの財政が国際情勢に左右されるということです。
本書の表現を借りますと  「石油という金のなる木を持ちながら、浮気性の市場に経済の首根っこを押さえられ、その木を自由に使えないでいる。」
それが現在のサウジアラビアです。

◆人口問題
もう一つ、この国の特徴は人口が激増していることです。
年率3%以上とも言われる人口増加率のため、若年層への雇用機会の増大が最重要課題となっています。1970年から1975年のあいだのサウジアラビアの出生率(女性1人当たりの出産数)は7.5人。2000年から2005年でも4.5です。2003年の日本の出生率が1.29であったことと比較すると、その数字がいかに高いかわかります。

人口は国力を示すバロメーターともいわれます。 
しかし、サウジアラビアの場合いささか危険をはらんでいるようです。
世銀の推計では、2030年には4600万人、2050年には9000万人を超えると試算されています。
いかに石油の埋蔵量が世界一であろうとも限りがあります。 
時限爆弾を抱えているよう・・・と、本書で表現されています。
(参考までに、手元にあるスクラップによりますと、厚生労働省は2055年の日本の人口は8993万人まで減少すると予測しています。現在比、3000万人減少すると予測しています。06.12.21道新)
 
[PR]
by m-morio | 2010-07-15 19:49 | 市民カレッジ | Comments(0)
f0020352_18342197.jpgアラビア半島の大半を サウジアラビア が占めています。

まず、このサウジアラビアに焦点をあてます。
地図を一目見ただけで、広い国ということが解ります。

国に概況は・・・
面積で日本の約5.7倍、人口2400万人、民族はアラブ人、公用語はアラビア語、宗教はイスラム教、
君主制で、国王が首相を兼任。
イスラム教の"メッカ"があることで有名。
王族による絶対支配。イスラム教に則った政治と社会。

話題その1
        ~「サウジアラビア~変わりゆく石油王国~」(保坂修司著 岩波新書)より~

一夫多妻が認められる国です。
現在の国王は、第6代目ですが、アラビア半島の大部分を領域とした現在のサウジアラビア王国を建国したのがイブン・サウードで、1932年のことです。
サウード家にとっては、数は"力"のようです。
実際の王族の数は公になっていません。  概数すらわからない。
イブン・サウードに何人の子供がいたのかも、正確にはわからない。
諸説ありますが、36人というのが一般的に知られているようです。
ただし、これには女性は含まれていません。

政治は、王族による絶対支配で、王位は世襲で、その地位を継ぐ皇太子は第一副首相、其の他第二副首相(国防相)等々という具合に決められ、36人の息子たちの大半が政府の役職や州知事に就いています。

現在の第6代国王アブドッラーは1923年生まれで10人目の息子です。87歳でしょうか。
はっきりしているだけであと26人息子が続いています。因みに、36番目の息子は63歳です。
いずれにしても、初代国王に多くの子供がいて、そのそれぞれがまた子供をつくるという具合にねずみ算式に増えていきます。
サウジ人は一般的に子沢山であるうえ、一夫多妻が認められていることから、どうしても子供の数は多くなる。

こうしてできた多くの王族の中から、優秀な人材がピックアップされ、政府や半官半民組織の重要なポストを与えられます。
サウジアラビアは行政上13の州に分かれていて、この州の知事はすべて王族が占めています。
つまり、サウード家は、その膨大な人数を効果的に利用して、国の中央から、地方のすみずみまでその勢力を広げ、国全体をコントロールしているのです。

国王の力が強いのでクーデターなどは考えられません。
今後何百年とこの体制が続くのでしょう。
[PR]
by m-morio | 2010-07-12 18:41 | 市民カレッジ | Comments(0)
「午前10時の映画祭」という企画で、今年の2月から50の作品を1年間かけて上映しています。
1000円で観れます。
懐かしい作品が続々登場しています。
今後の予定の一部は・・・・
レインマン、北北西に進路をとれ、明日に向かって撃て、追憶、チャップリンの独裁者、アパートの鍵貸します、ショウほど素敵な商売はない、ロミオとジュリエット、ローマの休日、エデンの東、ウエストサイド物語、雨に唄えば など

数本 観ました。 
古い作品ばかりです。 私が高校生のころのものが多いのですから半世紀近くも前ですね。
「第三の男」「ベン・ハー」そして「アラビアのロレンス」(昨日)です。

「アラビアのロレンス」は是非観たいと思っていましたところ、たまたま1日から始まった夏の現代史講座が「アラビア半島」諸国(サウジアラビアを中心に)を取り上げましたので、真にタイミングが良かった。

この「アラビアのロレンス」は、実在人物がモデルになっていますので、現代史の講座では時々登場して話題になります。

▽少しだけそのあらすじを残しておきましょう。f0020352_1511595.jpg

ロレンスは、第一次世界大戦が始まるとイギリス情報将校としてカイロに派遣される。
そこで、 (情勢把握が目的であったにもかかわらず)イギリスと敵対するドイツ側(中央同盟国)に参戦したオスマン帝国(トルコ)の後方撹乱作戦に従事する。
本国政府がアラブ人に独立国家の建設を約束した(フセイン・マクマホン協定)ことを知ると、メッカの大首長フセインの子ファイサルと手を組み、自らアラブ人に扮してアラブ人ゲリラ隊を編成し、アカバ、ダマスカスを占領した。(「アラブの反乱」として知られる)
しかし、イギリス政府の相互に矛盾する多重外交に失望し、職を辞した。
アラブ人と共に戦ったロレンスの純粋な意思は、醜い政治の壁に押しつぶされる結果となった。

ロレンスは、イギリス政府のアラブへの裏切りや、なかなか纏まらないアラブ諸民族に辟易して、最終的にはアラブ地域から去る。
そして「失意」の中で、バイク事故で命を落とす、というのが、その「英雄」伝の骨子。

荒っぽく書くとこんな内容です。

ロレンスは、あくまでも「個人の善意」で行動した。
イギリス政府の目からみると異端児的存在で、彼の行動を抑えることができなかった・・・。
しかし、彼はあくまでもイギリス陸軍の情報部員というのが公式な立場。
「個人の善意」であろうとも、アラブ人にとっては、イギリスの対中東支配の「手先」だった。

上映時間4時間は少々長いです。
さらに、多少の歴史的背景を承知して鑑賞しなければ部分的には理解しにくい部分があるでしょう。

▽ではなぜこの映画「アラビアのロレンス」が現代史のなかでたびたび話題になるのでしょうか。

第一次世界大戦は、ドイツ、オーストリア、オスマン帝国、ブルガリアからなる「中央同盟国」 と イギリス、フランス、ロシアを中心とする「連合国」の二つの陣営に分かれた戦いで、後に日本、イタリア、アメリカ合衆国も連合国側に立って参戦した。
戦場は、アフリカ、中東、東アジア、太平洋、大西洋、インド洋にまで及んだ。
この大戦において、イギリスがとった外交政策は甚だ身勝手なものだった。

「イギリスの多重外交」と言われるが、別名「三枚舌外交」と揶揄される。

すなわち、「アラブ」「フランス・ロシア」「ユダヤ」に対して、それぞれに矛盾する約束をして戦況を有利に進めようとしたのである。

フサイン・マクマホン協定 (1915年)・・・対アラブ人
オスマン帝国(トルコ)支配下におけるアラブ人居住地の独立を約束した。
イギリスは、アラブ独立を約束することによってアラブをイギリス陣営に引き込み、トルコと戦わせることを目的とした。 
      
サイクス・ピコ協定(1916年)・・・対フランス、ロシア
イギリス、フランス、ロシアの間で結ばれた秘密協定。
大戦終了後、オスマン帝国(トルコ)の領土をイギリス、フランス、ロシアがどのように支配するかという勢力範囲 を定め、パレスチナを国際管理下 に置くというもの。

バルフォア宣言(1917年)・・・対ユダヤ人
パレスチナにおけるユダヤ人居住地の建設で、イギリスはパレスチナにおけるユダヤに配慮することによって、ユダヤから戦争資金を引き出すことが目的であった。

このような歴史的背景があることから、その史実に触れられる際に、参考として取り上げられるのがこの映画です。

残念ながら、「アラビアのロレンス」は明日で終わってしまいますが、機会があったらDVDなどでご覧になったらいかがだろうか。
[PR]
by m-morio | 2010-07-08 15:28 | 市民カレッジ | Comments(0)
暑中お見舞いもうしあげます

京都や福岡と競うように 札幌も暑いです

図書館まで歩きましたが 暑くて アツくて 帰りはバスにしました

どうなっているのでしょうか この気温は 春先の予報では 冷夏 のはずだつたのに。。。

報道によりますと

道内の6月の平均気温が観測史上最高を記録し 過去に例のない「暑い初夏」だとか

そんな最中
彼理(ペルリ)、布恬廷(プチャーチン)、波理須(ハリス) とぃつた文字が飛び交う小説「勝海舟」を読んでいます。
・黒船渡来・咸臨丸渡米・・・最後は ・明治新政 まで全6巻にもなります。
著者は 下母沢 寛(しもざわ かん)です。

この本、紀伊国屋書店にいっても在庫はありません、ひょっとしたら絶版かも?!
手にしている文庫本の初版は40年以上前です。
お小遣いも乏しいので図書館から借用しています。

勝海舟に関する本は多々あります。
なぜ「勝海舟」なのか、そしてなぜ「下母沢 寛」なのか・・f0020352_15374765.jpg

実は、市民カレッジの講座一覧を眺めていて、面白そうな講座をみつけました。

対象者として 「時代小説が好きな人」 とあったのです。
講師は、市内の大学の教授で、専門は哲学だとか。
この哲学という取っ付きにくい文字が気になりましたが1ヶ月間受講しました。

取り上げられたのが四人の作家。
・・・・そうそう題名は
「今もっとも面白い時代小説~時代小説から学ぶ教養の磨き方~」
でした。

佐伯泰英、宇江佐 真理、宮部みゆき、久生十蘭(ひさお じゅうらん)の四人。
(宇江佐と久生は北海道出身の作家。久生は若くして没しているのでその作品はインターネットでも閲覧できます。「顎十郎捕物帖」が有名です。)

講義内容は省略しますが、そのとき講師に近現代史の参考になる「小説」を挙げていただいたところ、この「勝海舟」(下母沢 寛著 を指定)と司馬遼太郎の「坂の上の雲」です。  後者も大作で、文庫本で8巻です。

とりあえず「勝海舟」に取り掛かっていますが、一つの期待は、勝と北海道に所縁がある「榎本武揚」との交わりを知りたいということがあります。
榎本は、函館の五稜郭で戦に破れ死を覚悟したときに、その人物を惜しんで東京に連れ帰ったひとがいる。
その辺りのことを知りたい・・・・。

まあ、こんな経緯がありまして、また本題の「幕末・維新」から遠ざかっています。

勝麟太郎(後の 海舟。この名の出所は既に第1巻から推測できます。)は、いよいよ長崎から咸臨丸を動かして(総督として)とりあえず琉球へと出航する・・・ところです。f0020352_15383667.jpg
[PR]
by m-morio | 2010-07-03 15:48 | 井蛙のつぶやき | Comments(0)