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はじめのいっぽ

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日々雑感を記録します

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今年のお年玉付年賀はがきの当選番号が発表されました。
上位の賞品を当てたことなどありません。いつも「切手シート」です。
いや・・・数年前に一度切手シートすら当たらなかった年がありました。
今年は一枚のみ。  娘などは ゼロ だっ・・と口を尖らせている。
その年々の干支を図案化したデザインがこれなっですが、見本なので見苦しいですね。。

右・・・・・相模土鈴(さがみどれい)「頭竜(とうりゅう)」
左・・・・・土佐和紙雁皮張り子(とさわしがんぴはりこ)「龍(たつ)

[追記]現物を入手しましたので・・・↓f0020352_1518432.jpg

毎年、この機会に、頂いた年賀状を読み直すと、正月の時とはまた別の想いが沸くことがあります。
私が受取る賀状の数は、高々百数十枚。
この年になると、最後にお会いしたのがいつなのか殆ど記憶にない方が多くなります。
面談することなく近況を交換しています。
家族のことに触れられることは少ないので、殆どがご本人のことやせいぜい奥様のことなどです。

頂く賀状の多くはほぼ私と同年代の方です。
年齢で一番若い(と思われる)のは誰だろう?(身内を除く)・・・などと考えながら眺めて見ますと、一緒に仕事をした女性でわが娘よりも若い方もおりますが、例外的な存在で、ほぼ50歳以上で70歳前後の方が多いようです。最高齢は85歳か?   身内では90歳の叔母が最高齢です。

そんな中での話題です。

▼なかなか難解な賀状をくださる方がおられます
 全文が難解ということではないのですが、近況報告の中で引用されている言葉=引用句が難しい。
例えば、こんな具合
「老いに 至りて 娯を増す」と引用されています。
おそらく、年齢を重ねると共に趣味を増やす・・・という意味合いだろうと受け止めています。
さらに、 「精忙は養を成す 過閑は養に非ず」 とあります。
何となく理解はしていますが、ここに解説するには力不足です。

別の方は、辞書を引いても見つけられない文字が多くて(PCでも変換できない=読み方すら分からない)、ここに書くことが出来ませんが、
海外で登山をし、その荘厳な姿にただ伏し、精神の満足を得た・・
というような意味にくみ取れるのですが。。。。
今年会う機会があったら聞いてみようかなぁ(~_~)

▼秀逸だったのは、孫のたっくん一家からの賀状
 息子一家からの賀状は毎年楽しみにしています。
今年は、たっくんが料理に目覚めて、ほぼ毎朝家族の好みに合わせた”玉子焼き”を作ってくれることを題材にしたものでした。
この玉子焼き・・・なかなかよくできるんです。じいじが昨秋滞在した折にも、”今日のお好みは何? と 焼き方・味付けを聞いてきました。
玉子焼きにはあまり包丁は使いませんが、出来上がった"作品"は、たっくんの”My 包丁”でカットしてくれます。
学校へ行く時間が迫っているのに、一所懸命の結晶は ほっこり と美味しいです。

▼喪中のお知らせも沢山頂いた
私が出す賀状の約1割の数になります。
ひところは、祖父母の不幸が多かったのが、いつの間にか、親を通り越し、兄弟の他界の知らせも多くなりました。
その中でも、一番残念だったのは、元職場で大変お世話になった方が他界され、ご母堂さまからのお知らせにはこころが痛みました。私よりも遥かに若く64歳。
 また、私が転職した先の当時の常務取締役が亡くなられました。この方の場合、ここ2年ほど賀状が届かなかったので、年末に前職場に電話して初めて亡くなったことを知った次第。
職場でも最近知ったばかりだった由。福岡県久留米市に住まわれ、随分前に勇退されていたため情報が遅れたようです。
さらに、今年も賀状をいただきお元気な様子だった先輩が先日他界された。享年85歳。
ただただ皆さんのご冥福をお祈りしている。

▼賀状はいつまで・・・
 1年前に、私の知人の賀状に、70歳を機に賀状を打ち切りにするとの添え書きがあったことに触れました。70歳とはいわないまでも、相応の年齢になると、毎年のように喪中のお知らせを出状するのが辛くて賀状を出さないことにしたという話を聞いたことがある。
人それぞれの考えがあるから、その是非を云々するつもりはありません。

自分の場合は?
恐らく自分で書けるまで続けるだろうなぁ。 
直接の交流は日増しに疎くなりつつある今日、せめて賀状を通して近況・心境をお届けできれば・・・・
との思いです。

こんなことを書いていて、ふとある作家を思い出しました。

「小生、老化いちじるしく、このうえは身じろぎもせずじっと自然死を待つ決意を固めましたので、賀状は本年かぎりにさせて頂きます。
これまでの御芳情を感謝致します。
ではさようなら。
皆さまはお元気で。

世を捨てた 北杜夫」


いわずと知れた、どくとるマンボウさんです。

この時は、マンボウさんは、遅くても2年ぐらいで死ぬつもりだったらしい。
ご本人の思惑とは裏腹に、その後も躁鬱との戦いを続け、鬱に落ち込み、躁のときは博打に現を抜かし、腰痛に悩ませられながら海外を旅したマンボウさんも、終に昨年旅立たれた。

競馬好きで、ある時の天皇賞で優駿が骨折し、安楽死させられたとき、

娘さんに

「パパも何とか安楽死させてくれ」

と言ったら、

娘さんに「名馬じゃなくて駄馬だからダメ」と言われたのだとか。。。。

芥川賞作家も形無しである。
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by m-morio | 2012-01-23 14:59 | 日々雑感 | Comments(0)
▼6カ国協議
 *6カ国協議とは
 日本、米国、韓国、中国、ロシアと北朝鮮の6カ国が北朝鮮の核問題について話し合う多国間協議。
中国が議長国となり、北京で開催されている。
2003年4月の米朝中3カ国の協議後、日韓などが参加国の拡大を要求。
経済支援など実利を得たい北朝鮮もこれを容認し、03年8月に最初の6カ国協議が開かれた。
05年11月の第5回6カ国会議では朝鮮半島の早期の非核化などをうたった共同声明を採択したが、その後こう着状態に陥っている。


 6カ国協議という話し合いの場で、北朝鮮から核を放棄させるのは至難の業なのではなかろうか。
なぜならば、北朝鮮は核兵器を手放す意思がないように思うからである。
関係国はどこも戦争を望んでいない。北朝鮮も、朝鮮戦争を戦ったときのような能力はないであろう。
そして、6カ国協議を続ける過程で、核開発が持つ ”抑止力” が如何に効果的か実感したと思われるのである。
ならば、食糧不足の援助や経済支援を引き出す格好の隠し玉を簡単には手放すはずがない。
6カ国協議においても、合意したかと思うと約束を守らず、武力的な挑発をしたり、対話を拒否したり、交渉のテーブルに乗ったと思ったらまた譲歩の要求・・・日米韓の足元を見た瀬戸際手法で、延々と同じことの繰り返しでさっぱり事が進展しない。
こうした背景を考えると、少なくとも金正日死去後、6カ国協議に新たな進展が見られる可能性は少ないのではなかろうか。

どうやら2012年も6カ国協議の見通しは暗い。

北朝鮮は、これまで核実験を行ったりミサイルを発射したりするなど強硬姿勢を続けてきたが、こうした挑発的な姿勢にも変化はないのか。
新しい体制が発足したばかりなので、軽々には判断できないにしても、これまでの北朝鮮の公式メディアの論調からみる限り、以前とは変わらない、むしろより強硬的な姿勢を強めているようにも思える。

北朝鮮のメディアの新年の共同社説では 対外関係について、                            

「我が国の自主権を尊重する世界のすべての国との友好関係を拡大、発展させていく」

としているものの、これはあくまでも北朝鮮の自主権を尊重する国、つまり中国やロシアなどとは仲良くする、という条件付だろう。

一方、韓国に対しては、
イ・ミョンバク政権を「逆賊一味」と呼び「永遠に相手にしない」という声明を何度も発表している。
アメリカに対しても、
韓国に駐留するアメリカ軍の撤退を要求するなど強い姿勢。
日本についても、
野田総理大臣を名指して非難し、「拉致問題は存在しない」と強調するなど、
むしろこれまで以上に高圧的。

ちょっと気がかりな情報だ。

今年の朝鮮半島情勢をみていく上での注目は、

4月15日の「故キム・イルソン主席の生誕100年」
4月25日の「朝鮮人民軍創建80周年の記念日」

北朝鮮はこの記念すべき年を「強盛大国・強くて盛んな国の大門を開く年」と位置づけている。
4月の2つの記念日に合わせて、内外にアピールするイベントを仕掛けてくる可能性がある。

最後に、前掲の産経新聞記事によると、
北朝鮮崩壊の道筋は、
「金正日総書記から正恩への権限委譲で国家の方向性が失われ、官僚集団と軍・保安機関勢力に分裂し権力争いが起きる」
その混乱の中

・韓国統制下で臨時政府樹立
・軍の武装解除と経済の現代化の進行
・経済の韓国への吸収

・・の3段階で進むと指摘。

その過程で「100万人の特権階級が中国やロシアに逃れる」
としている。

さて 朝鮮半島の情勢は、新体制で落ち着くのか、波乱万丈ということになるのか。
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by m-morio | 2012-01-12 10:43 | 市民カレッジ | Comments(0)
今年も、市民カレッジで世界情勢について学ぶことにしている。
3月は「朝鮮半島」がテーマ。
統一テーマは
「北朝鮮と韓国・・・大戦後の二つの道」

よって、歴史的なことはその場に譲ることにして、本稿では今現在の北朝鮮に焦点を当ててみる。

昨年11月、北朝鮮に関するこんな記事を目にした。11.11.5付産経新聞(WEB版)
要点を記すと・・・・

ロシアの「世界経済・国際関係研究所(IMEMO)」(政府に対外政策を助言する機関)が9月にロシア政府に提出した報告書で
「2020年代に北朝鮮は存在しない」
と分析していたことが分かった。 韓国紙の朝鮮日報が伝えたもの。
内容はかなり過激。
2011~30年の朝鮮半島情勢を展望し、北朝鮮が現在 「崩壊に向けて勢いを加速させている」
「金正日総書記から金正恩への権力委譲が崩壊を促進する」
さらに、20年代には
「(南北)統一へ向けた実質的な段階に入り、北朝鮮は現在のような形態では存在していない」
と結論付けている。


こんな屈辱的なことが取り上げられるほど北朝鮮という国は多くの話題を提供する。

韓国・北朝鮮は一つの国であった。
それが朝鮮戦争を機に激変し、戦争の”停戦”を経て、38度線を境に分断された。
それは両国の意思というよりも冷戦の産物と言っていい。

金正日総書記の死去で、後継者の金正恩を中心とした新たな体制作りが注目されている。
金正恩体制は、果たして安定するのか、それとも権力闘争で動揺しやがて崩壊するのか。

現時点で、この問いに正しく解答できる人はいないだろう。

▼継承
 金正恩はまだ若い。 金正日からのバトンをしっかりと受け止めないまま否応なくトップの座に据えられていく。
現状、金正恩を中心に側近たちが集団で体制を築き上げるという可能性が高いと言われている。
2012年は、金日成生誕100周年であり、総書記が掲げた「強盛大国の大門を開く」年でもある。
金正恩が喪に服する期間があるとしても油断はならない。おとなしくしているとは限らないからだ。
軍事的な行動に出るかもしれない、また対外的に敵対行動をとることもありうる。
瀬戸際外交の最たるものとして、ミサイルの発射や核実験だってやりかねない。
いわゆる「先軍政治」だ。要は、軍事優先。

▼経済
北朝鮮の国民は、いま何を望んでいるか。「白い米と肉のスープ」。
平たく言うならば、食べたいものを食べたいだけ食べることといっても過言でない。
そんな国内の食糧不足を初めとする経済を立て直し、改革していくことが金正恩に課せられた責任なのであろう。
金正日は、生前、安定したエネルギーや食料供給といった経済環境を好転させようと、中国との関係を深めてきた。
一方では米国との関係にも留意してきた。
昨年12月、米政府にコメの支援を要求したが、米政府は供与を拒否している。   
食糧事情が依然として極めて厳しく、新体制にとっても食糧事情改善が優先課題となっていることがうかがえる。                                  
米側は、食料支援の提供と引き換えに、ウラン濃縮施設を停止させたいとの腹がある。
今後、米朝が支援の内容で合意できるようなことがあれば、核問題の進展が望めるのだが・・・!                                         
しかし、核問題=6カ国協議問題は、そんなに簡単ではないだろう。
米政府の食料支援において、北朝鮮側の要求に対して米側は人道的観点から、現状支援できるのは栄養失調の乳幼児支援などに使う栄養補助食品に限定せざるを得ないとしている。

もともと、米国の北朝鮮への食糧支援は、2008年の北朝鮮の深刻な食糧事情に対応するため、世界食糧計画(WFP)などを通した50万トンの食糧支援を決定した。  
しかし、09年3月に、北朝鮮は、以後米国の食料支援を受け取らないと通告し、支援は中断した。
その後、米朝間では、配給の監視態勢などをめぐって対立。      
北朝鮮がウラン濃縮活動停止の意向を米側に伝え、米側が食糧支援再開を決めるとの観測も浮上していたが、昨年末時点では進展していない。

一方、中国が北朝鮮と友好関係を維持しているのだが、その理由は、一つに北朝鮮が安定してもらわなければ困るからだ。
北朝鮮が、動揺すると何が困るか。f0020352_14471678.jpg
位置関係からも明らかなように、北朝鮮が万一崩壊するようなことがあれば、米側との緩衝地帯としての位置づけが無くなるからだ。                      
韓国には米軍が駐留する。崩壊の際は、中国は軍を投入する必要に迫られる。  
そんな負担は避けたい。また、そんな事態になった場合、北朝鮮からの難民が大量に流れ込むという懸念もある。                                 
金正日はそんな背景を見透かして中国から援助を引き出してきた。          
中国の援助が、北朝鮮の経済破綻を食い止めてきたのだ。               
中国は、金正日死去後いちはやく金正恩体制を支持すると表明した。        
中国同様の「改革 開放」を期待しているとも言われる。

これで、体制の崩壊は一応遠のいたというのが一般的な見方のようである。
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by m-morio | 2012-01-11 14:48 | 市民カレッジ | Comments(0)
2012年は、多くの課題を背負ってスタートした。

・欧州の深刻な債務・金融問題

・中国の軍事的台頭                                                 

・北朝鮮の後継体制

・イランの核開発問題

・不透明な中東情勢                                                       

――各地で危機の火種がくすぶる。

こうした情勢下、多くの国で政権が交代しようとしている。

報道からピックアップしてみると、こんな具合だ。

ほぼ確定しているのが
1月1日・・・デンマークがEU議長国に就任(6月30日まで)
1月14日・・台湾総統選挙
1月22日・・フィンランド大統領選挙(第1回投票)
2月5日・・・フィンランド大統領選挙第2回投票(決選投票)
2月19日・・ギリシャ総選挙(予定)
2月21日・・イエメン大統領選挙
2月中・・・・・シリア大統領選挙
3月2日・・・イラン総選挙
3月4日・・・ロシア大統領選挙
3月25日・・・香港特別行政区行政長官選挙
4月11日・・・韓国総選挙
4月22日・・・フランス大統領選挙(第1回投票)
5月6日・・・・フランス大統領選挙(決戦投票)
6月中・・・・ エジプト大統領選挙(6月末までに実施)
7月1日・・・メキシコ大統領選挙
7月中・・・・インド大統領選挙
8月27日・・米国共和党全国大会
9月3日・・・米国民主党全国大会
10月7日・・・ベネズエラ大統領選挙
10月28日・・ウクライナ総選挙
10月中・・・・中国第18回共産党大会(新しい指導部を決める)
11月6日・・・米国大統領選挙
12月19日・・韓国大統領選挙

この他に
チュニジアでは、今年中に大統領選挙を予定。
リビアでは、来年、新政府が発足する見通しだ。

既にほぼ決定していること、選挙の動向が注目される国、選挙が予定通り実施されるのか流動的な国もある。
過去に1年間にこれほど大統領等が交代するという時代があったであろうか。

いずれにしても今年は世界の動向に目が離せない。
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by m-morio | 2012-01-09 10:04 | 市民カレッジ | Comments(0)
▼私は、コーヒーは、日に二杯程度しか飲みません。
一人分をドリップして飲みます。  家内があまり好みませんので、一人分です。
我が家では”味覚音痴”と言われているように、どのように美味しいのか・・・という講釈はできませんが、
まぁ、 美味しい と感じながら楽しんでいます。
一日二杯というのは、午前と午後に各一杯ということになります。

3時以降は飲みません。
絶対に。。。
何故かといいますと、”カフェイン”に可なり敏感なためです。
この時間を過ぎてから、お茶・紅茶の類を含めて一切飲まないことにしています。
眠れなくなります。
朝まで 悶々とすることになりますので。

そのタイムリミットが午後3時というのが経験則です。

▼久しぶりに以前に購入していた珈琲店まで出かけてみました。f0020352_1551145.gif
特に有名な店ということではありません。昨年まで近くにあった店なのですが、道路拡幅のため移転を余儀なくされ少し遠くなったため足が遠のいていました。

店に入ると必ずコーヒーをご馳走してくれます。
それを楽しみながらきょろきょろしていますと壁に

「大谷石造りの石蔵で、クラシックを聞かせながら じっくりと熟成しました」
という掲示がありました。
 *大谷石=柔らかく加工がしやすいことから、古くから外壁や土蔵などの建材として使用されてきたとのこと。

へー クラシックをねぇ・・・・・
時々聞きますね ハウスで野菜や果物を育てるときに音楽を流すという話を。。。

そのことがどれほどの効果があり、どう作用するのかなど全く分かりませんが、優しい味や香りがするのでしょうね。
因みに その名を 「石蔵珈琲」と名づけられていました。 結構な お値段でした。

今日は別の品にしましたが、次回はこの珈琲を試してみることにしよう。
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by m-morio | 2012-01-06 15:57 | 日々雑感 | Comments(0)
▼40
 東日本大震災と併せて起こった福島第1原発事故は放射能の恐怖をまざまざと見せ付けている。
何度も触れているように、人間の英知を結集しても制御できないものに手を染め続けることの是非を考えている。
勿論、世間にはさまざまな意見があることは承知である。
世界の英知を結集しても対処できない(現状では、しっかりとした見通しが立たない)ことに「廃炉」の問題がある。
福島第1原発の廃炉は決まっている。

机上での工程表はできたのだが。。。

□「廃炉」
廃炉とは、運転をやめた原発を安全に処分することである。
原子炉や発電機などを解体撤去し、放射能廃棄物を安全に保管、廃棄する。
正式には、「廃止措置」といわれ法律で手続きが決められているのだという。
世界では、約100基の原発が営業運転を終え、約10基(米国やドイツ)が廃炉を終えているらしい。
海外では建屋を廃棄物保管施設などに利用した例もあるが、わが国では、更地化を目指す。
国内では日本原子力研究開発機構の動力試験炉「JPDR」が1996年に廃炉を完了した。
商業炉では、東海原発(日本原子力発電)(茨城県)が国内初となる解体作業を10年前から進めていて更地になるのは10年後の予定とのこと。
その他に新型転換炉「ふげん」(研究炉)も解体中である。
また、廃炉を予定しているのは、浜岡原発1、2号機(中部電力)と今回の福島第1原発1~4号機(東京電力)である。
通常の廃炉は1基500億円以上の費用と15年以上の時間がかかるとされている。
あくまでも”通常”の場合である。
福島には該当しない。
事故を起こした原発だ。

□廃炉の流れ
基本は「洗う」「待つ」「解体」の三つのステップを踏む。
①運転停止
②使用済み核燃料を取り出し、化学薬品で原子炉や配管の放射性物質を取り除く
③「待つ」
  原子炉はすぐに解体せず、周辺に残る放射能が弱まるまで10年ほど待つ
  「ごみ」が出る。
  1基の廃炉で53万トン以上のごみが出て、うち1万トン以上が放射性廃棄物(経済産業省の試算)で、
  汚染度に応じて最深100mの土中に埋める。
  この埋める場所が確保されておらず、大きな問題。

□福島第1原発の廃炉・・・写真は事故前のものf0020352_10474738.jpg
政府と東電は、昨年末に廃炉に向けた工程表を明らかにした。
通常の原発と同じように最終的には建屋を解体し更地にすることを目指す。
しかし、通常の寿命がきた原発とは違う。事故を起こした原発である。
法律で定められた手順どおりには行かないだろうし、時間もかかることが予想される。

炉心溶融(メルトダウン)した原子炉は核燃料が溶け落ちており、その回収方法も決まっていない。
前例のない原発の廃炉であり、回収の技術もなく、東電では「世界の英知を結集する」という。

工程表ができても技術が伴わない。格納容器内を確認・修理する作業用ロボットもこれから開発していかねばならない。現状では、作業現場の放射線量が高く、人が近づけない場所も多いからだ。

前代未聞の工事は一から始めなければならない課題が山積していて、工事・作業が難航するのは必至だ。
さらに、通常の廃炉では1基当り数百億円かかる費用も、1~4号機で1兆1千億円以上が必要とされる。
工程は3段階に分けられ、廃炉完了には最長40年を要するとみられている。

40年にも及ぶ廃炉作業に、民間企業である東電が耐えられるのだろうか。
政府と東電が背負った課題は重い。

さて、「40年」である。
とてつもなく長い時間だ。新幹線札幌延伸が24年で、あまりにも先の話で行く先など見通せる話でなかったが、その上をいく「40年」だ。
こうなると、この廃炉を見届けることができる世代は、辛うじて孫の世代となってしまうのである。
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by m-morio | 2012-01-04 10:49 | 日々雑感 | Comments(0)
2011年から2012年にバトンが渡された。
昨年は世界中でいろいろなことが起こった。
中でも、「東日本大震災」は終生忘れられない悲しい出来事だ。
被災者の皆さんには、改めてお見舞い申し上げます。

年末から年始にかけて、暇に任せて1年を振り返っていて少々気になった数字がある。

▼24
 北海道では年末になって北海道新幹線の札幌延伸問題が急展開した。
北海道新幹線をめぐっては紆余曲折の連続だった。
04年12月、政府与党(自公政権)が新青森-新函館の着工を決定。
05年5月、新青森―新函館の起工式。
08年12月、政府与党(自公政権)が新函館―札幌のうち、長万部-札幌の着工を決定。
ところが
09年9月に政権が交代してその流れが変わった。
09年12月、当時の前原国土交通相が、札幌延伸を「白紙」と表明した。
そして、
10年8月、国土交通省が未着工3区間(北陸新幹線の金沢―敦賀間、九州新幹線の諫早―長崎間、北海道新幹線の新函館―札幌間)で新たな課題を提示した。
北海道の場合に限定してみると、整備計画で時速260キロとしている最高速度の引き上げなどが提示された。
新函館―札幌では以前から懸案だった事項がある。
①新幹線と貨物列車が走る青函トンネルでの運行方法
②開業後にJRから切り離す並行在来線の経営のあり方
③整備計画の最高速度見直し
である。
10年12月には東北新幹線八戸-新青森間が開業し、道内関係者をやきもきさせた。
その後、国土交通省が定める「財源の確保、収支など5条件」のうち、特に財源の確保に躓き札幌延伸は遠のくばかりだった。
その他、並行在来線のバス転換に地元の反発も強まり先行きが見通せなくなった。

ところが
昨年12月に入って急転直下、国土交通省が、北海道新幹線札幌延伸の着工決定に向けた調整に入った。
着工条件の一つである並行在来線分離への関係地元の同意取り付けが急浮上。
最後まで判断を保留したのが函館市だった。

結局は函館市も同意し、国土交通省が政務3役会議で北海道新幹線新函館(仮称)-札幌間(211キロ)の2012年度着工決定。
工期24年とし、2035年度の開業を目指す。
2015年度、北海道新幹線東京-新函館開通(新函館駅開業)予定。

計画から42年 景気や政治が翻弄されながらも方針が決定した。

しかし、全ての道民が諸手を挙げて歓迎しているとは限らない。
関係者の利害得失もあるだろう。
なんといっても、莫大な費用と時間をかけての事業の費用対効果はどうなっているのだろう。
余りにも大事業で実感がともなわないのである。

さて「24」だが、24年である。

とてつもなく長い。
時間がかかるほど費用も嵩む。
北海道の財政は相当に厳しい。どのように捻出するつもりか。

・・・・はともかくとして、あまりにも長期間なため私がこの新幹線に乗る可能性は100%ないのである。
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by m-morio | 2012-01-03 20:11 | 日々雑感 | Comments(0)