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はじめのいっぽ

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日々雑感を記録します

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前回、「廃炉」について整理していく旨触れたところ、先日から、新聞に「廃炉」の特集が連載され始めました。

「受け売り」としては、この記事を道標にすることにして、しばらく様子見です。

いつものように、大それたことを書く予定はありません。

廃炉の手順、廃炉の現状、福島第1原発の廃炉への動きなどです。

少し時間をいただきます。
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by m-morio | 2012-10-18 09:06 | 市民カレッジ | Comments(0)
「脱原発」はどこにいってしまったのだろうか。

12.09.14に、野田政権は「革新的エネルギー・環境戦略」で、「2030年代に原発稼働ゼロ」の方針を示しました。

具体的には

▼原発の運転年数を40年に制限する   
▼原子力規制委員会によって安全確認がされた原発は再稼働していく                     
▼原発の新増設は行わない  
                        
という3原則を打ち出しています。

しかしながら、この戦略の閣議決定を見送ってしまいました。
マスコミは、やれ経済界や電力会社に配慮した、原発所在の自治体に遠慮した、はたまた米国の顔色も窺ったといっています。

さらに、戦略を発表して基本三原則なるものを高々と打ち上げたその翌日には、枝野芸財産業相が青森県の大間原発の工事継続を認めると発言しました。
なんとも矛盾だらけの戦略といわれてもしかたがないありさまです。

国民からの意見聴取会などでも、脱原発を望む声は高かったはずです。
野田政権は本当に国民を失望させてくれます。

一方、自民党はどうだろう。
先の総裁選に名乗りをあげた5人の候補者のうちしっかりと「原発」と向き合った発言をした候補は見当たらなかったように思います。
そもそも脱原発やエネルギー政策の転換はこの党の眼中にないらしい。
「30年代原発稼働ゼロ」の方針は、5人すべてが否定したといいいます。
原発は安全と言い続けて推進してきたのは自民党だったはずです。その自民党が次期政権を担うやもしれないと思うと、空恐ろしい。

政府は、新たな原発の建設は認めない方針で、過日中国電力上関原発の建設を認めないとして、新増設の例外は建設中の原発のみとする方針を明らかにしました。
しかし、政府が建設計画を止める法的根拠は無いため、電力会社が建設前の原発の着工を断念する気配はありません。
現在、新増設が計画されている原発は12基で、着工前の原発は9基あります。しかも、これらの計画を持つ電力会社は「不退転の決意で推進したい」と反発しています。

背景には政府が計画を具体的に止める手段がないこと、また原発の設置許可や工事計画の認可権限は9月に発足した原子力規制委員会に移行しています。規制委は、「政策的にどうするかは判断しないことを貫く」と安全面のみを審査する構えで、9基の新増設を認める余地も残っています。
また、革新的エネルギー環境戦略の閣議決定が見送られたことから、電力会社は原発ゼロに慎重な自民党への政権交代が実現すれば、政府が建設容認に転じるとの期待があるとも報道されています。

さらに、原子力規制委員会の扱いも不思議です。
本来、その人事は国会の承認を必要とするものですが、政権維持に必死な総理は、承認を得ることなく、総理の権限で委員を決定しました。いずれ国会の承認を取り付けなければならないのですが、法の細則などを適用して先延ばしする気配です。
これでは選出された委員は堪ったものでありません。二階に上がったはいいが、いつ梯子を外されるかわからない不安定な立場です。
その規制委員会は、動き出した途端に政府との見解の相違を露呈しました。
「原発の再稼働は誰が判断するのか」で真っ向から対立しているのです。
「今後、20年くらい原発を重要電源として活用しなければ、経済、社会は成り立たない」・・と枝野経済産業相は、原発の再稼働の必要性を強調しました。
その再稼働認める最終判断を誰がするのかという肝心の手続きが不透明です。

原発再稼働「判断」をめぐる見解:
政府:
 安全性について規制委からゴーサインが出て、地元自治体の了解が得られれば、重要電源として活用するのが政府の方針(枝野経産相)
規制委が認めたものは再稼働していくべきものというのが政府の姿勢(藤村官房長官)

原子力規制委員会:
 科学技術的な判断はわれわれがやるが、再稼働には社会的、政治的判断も伴う。規制委が安全性を認めた原発について、動かすかどうか判断するのは政府だ。再稼働をお願いするつもりは一切ない。

・・・といった具合です。(12.10.03現在)

一事が万事 こんな調子ですから、今後事態がどのように進むか全くわかりません。
ましてや、政権が交代した場合にはこの混乱にさらに拍車がかかるのかもしれません。

そこで、このblogでは、政治がらみのことは少し横に置いて、「核のごみ」問題に続いて、最後の「廃炉」について整理していきたいと考えています。
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by m-morio | 2012-10-11 14:15 | 市民カレッジ | Comments(0)